キッチンのレンジ台12選！選ぶポイントと設置するときの注意点は？

まずレンジ台を選ぶ前に、レンジの大きさを確認することと、レンジ台を置くスペースを決定することを忘れないようにしましょう。
その理由を詳しく説明していきます。

レンジ台は大きく分けて、「ラックタイプ」「食器棚付きタイプ」の2種類があります。

【ラックタイプ】
横板や扉が無いため、コンパクトに設置できる点が一番の特徴です。シンプルな作りで、比較的安価な商品が多いです。ゴミ箱の上に設置してデッドスペースを活用できるレンジ台だと、さらに省スペースで見た目もすっきりします。

【食器棚付きタイプ】
開き戸や引き出しがついており、食器棚や収納棚としての役割を果たします。食器棚付きタイプはさらに3つにタイプ分けされ、それぞれにメリットがあります。

・ハイタイプ
収納力を重視するならば、高さ150-170cm程度のハイタイプがおすすめです。キッチン小物や調理器具、ストックなどキッチン周りのものを扉の中にスッキリと収納できます。

・ミドルタイプ
高さ120cm程度で、ハイタイプと比べて圧迫感が少ないのが特徴です。さらに天板が作業スペースになり狭いキッチンで活躍します。

・ロータイプ
ミドルタイプよりさらに高さが低い90cm程度の高さのレンジ台です。ミドルタイプと同様に作業スペースにもなります。他のタイプと比べると収納力は劣りますが、部屋をスッキリと広く見せてくれます。

レンジを置く以外に、レンジ台に求める機能で必要な高さは変わります。

レンジ台に収納力が欲しいのならば、しっかりと収納スペースが確保できる高さ150cm〜170cm程度のレンジ台を選びましょう。

調理スペースが狭く、料理するときにちょっとした作業台が欲しいのならば、高さが90㎝〜120cm程度あると使いやすいです。

レンジ台にはレンジだけでなく、炊飯器や電気ケトルなど他のキッチン家電を置くこともあるでしょう。キッチン家電は重量のあるものが多いため、購入前に必ずレンジ台に置きたい家電の総重量を計算しましょう。

電子レンジの重量は、サイズにもよりますが10kg前後〜20kg弱のものが一般的です。また、炊飯器の重量は、炊ける合数にもよりますが3kg前後〜7kg前後のものが一般的です。電気ケトルは一般的に約1kg程度です。これらの数値を参考にレンジ台の耐荷重を確認しましょう。

ただし、耐荷重はあくまで上限値です。耐荷重は総重量にゆとりを持たせて選ぶことをおすすめします。

調理家電を収納するレンジ台は、設置する際に気を付けるべきポイントがあります。
次はその注意点を詳しく解説します。

レンジ台の奥行は、レンジに比べて奥行が長い物を選びましょう。一般的には壁から5センチ程度離して設置する必要がありますが、機種によって必要なスペースは異なります。

またスチームオーブンレンジを使用するならば、湿気に注意する必要があります。スチームオーブンレンジは背面から蒸気が噴き出すものが多いため、レンジ台が腐敗する恐れがあります。レンジ背面の化粧板に、スチーム加工が施されているものや、湿気を逃がすための通気口があるタイプのものを選びましょう。

電子レンジの仕組みを簡単にいうと、電磁波によって食材を温めています。その電磁波の周波数が2.4GHzで、Wi-Fiと同じ周波数であることから、Wi-Fiの電波を干渉してしまう恐れがあります。

具体的には、電子レンジを使っている時に通信速度が落ちてしまう可能性があります。それを避けるため、電子レンジと無線LANの設置場所を離しましょう。

電子レンジは使用するワット数が大きいため、たこ足配線や延長コードの使用は避けましょう。最悪の場合、火災発生の原因となります。

複数の家電を設置する予定ならば、コンセントの位置を確認して設置する必要があります。特に食器棚付きタイプでは、電源コードを通す穴やコンセントが複数備わっているものが多く、設置したい家電の数にあったものを選びましょう。

いよいよおすすめレンジ台を紹介していきます。
ラックタイプと食器棚付きタイプで、それぞれおすすめアイテムを厳選しました。

今回はレンジ台を選ぶときのポイントと、設置する際の注意点を紹介しました。
レンジを置く以外の優先事項を決めると、レンジ台の購入がスムーズになります。
購入の際はぜひ本記事を参考にしてみてください。