おすすめ収納付きベッド11選！選び方や湿気対策方法も

収納付きベッドを購入すれば、部屋にたくさんの収納家具を置かずに済み、部屋を広く使うことができます。

普通のベッドと比べて少し価格は高いですが、別で収納家具を購入せずに済むことを考えれば、コストパフォーマンスが良いといえるでしょう。

上記のようなメリットがある一方で、収納スペースが湿気やすいというデメリットがあります。これは、収納スペースがマットレスの下にあり、空気がこもってしまうためです。
カビの発生を防ぐ湿気対策方法は、後ほど詳しく説明します。

次に収納付きベッドの選び方をご説明します。収納ベッドを探す際は、ぜひ参考にしてみてください♪

【引き出しタイプ】
ベッドの下に2・3本の引き出しがついている収納付きベッドです。
収納付きベッドの中では比較的価格が安く、かつ見た目がすっきりとしているので、最もスタンダードなタイプです。種類が多く、価格・デザインともに好みのベッドを探せるでしょう。

引き出しと枠部分が一体化した「ボックスタイプ」の引き出しだと、ほこり・虫が入りにくいのでおすすめです。価格は通常タイプの引き出しと比較すると、やや高くなります。

【チェストタイプ】
引き出しが2段になっているので、合計で4～6本の引き出しがついています。大容量で、およそ押し入れ一つ分の収納力を持っています。
チェストタイプの引き出しも、通常タイプとボックスタイプの両方があります。

【跳ね上げタイプ】
ベッドの床板をマットレスごと跳ね上げることで、収納スペースがあらわれます。跳ね上げタイプは、引き出すためのスペースをとる必要がありません。

収納スペースが広いことが特徴で、使用頻度の低いものをいれると良いでしょう。
例えばスーツケースや扇風機、アウトドア用品がおすすめです。車のトランクと同様の、ガス圧式のダンパーを使用しています。女性やお年寄りでも開け閉めに手間取りません。

ただし、内部に湿気が溜まりやすいので、定期的な換気が必要になります。

【フタタイプ】
床板下が大容量の収納スペースになっています。組み立てが簡単で、低価格であることが特徴です。物を出し入れする際にはマットレスを一旦おろさなければならず、他の収納付きベッドと比べると手間が掛かります。

ワンルームやひとり暮らしなど限られたスペースである場合、シングルサイズのベッドが適しています。

少し大きいクイーン・キングサイズのベッドを買う時には、収納付きベッドならではのポイントがあります。セミシングル・シングルサイズのベッドを2つ組み合わせる方が、収納力がアップします。
跳ね上げタイプと引き出しタイプのベッドの組み合わせだと、片側を壁につけて置けるのでおすすめです。

収納付きベッドに、何をしまう予定ですか？その収納したいものの大きさによってベッドを選ぶ方法もあります。

一般的に容量が大きいものほど、収納スペースから取り出すのに手間取ります。一番大きいものが入る程度の収納スペースを持ったベッドが、最も使いやすいでしょう。

マットレスには、ポケットコイルとボンネルコイルの2種類があります。

ポケットコイルは、コイルが不燃布に包まれ、それぞれ独立しています。
身体を点で支えてくれる構造なので、コイルが体型や姿勢の凹凸にフィットし、ふかふかした寝心地をあじわえます。

ボンネルコイルは、コイル同士が連結し、身体を面で支えてくれます。
弾力感があり、やわらかすぎるマットレスが苦手、という方におすすめです。

ベッドボードに、便利な機能がついている収納付きベッドもあります。ベッドボードに欲しい機能があれば一気に選択肢を絞れて、スムーズなベッド選びが出来るでしょう。

就寝前の読書がはかどる照明がついたものや、PC/スマホをくつろぎながら使えるコンセントがついたもの、さらにベッドボードが本棚となっていたりと、あったら便利な機能ばかりです。

収納付きベッドは、通常のベッドと比べると湿気が溜まりやすいです。収納付きベッドを使う際に知っておくべき、湿気対策をご説明します。

最も簡単な湿気対策が、壁から少し離してベッドを置くことです。
壁につけて設置すると、空気の循環がうまくいきません。
窓を開けて換気した際に、スムーズに空気が循環するように意識してベッドを設置しましょう。

さらに万全な湿気対策のための方法として、すのこの上にものを置いたり、吸湿シートを敷くことに加えて、定期的にマットレスを干す（立てる）と良いでしょう。

吸湿シートはせっかくの収納スペースが少なくならないよう、なるべく薄めのものを選びましょう。

定期的に溜まった湿気を逃がして、カビの発生を防ぎましょう。
引き出しがついた引き出しタイプ・チェストタイプは開け閉めが簡単です。頻繁に使うものを引き出しに収納しておくことで、意識しなくても定期的に換気が行えます。

跳ね上げタイプはスペースが大きい分、換気に時間がかかります。週末のお出かけしている間にマットレスを上げておくなど、まとまった時間がとれる時に換気をすると良いでしょう。

ここからは、たくさん収納スペースが欲しい方や、収納付きベッドの大敵である湿気対策をしたい方におすすめの収納付きベッドを紹介していきます。

今回は収納付きベッドの種類・選び方と、さらにおすすめの商品を紹介しました。
ベッドの高さ・収納力・ヘッドボードの充実ぶりは、収納付きベッドによってもかなり異なることが分かります。ご自身の生活スタイルに合った、お気に入りの収納付きベッドを見つけてみて下さい♪