おしゃれなダイニングテーブル11選！選び方やコツ

まずは、部屋や求める条件にぴったりのダイニングテーブルの選び方を見ていきましょう♪

食事をするのに必要な一人分のスペースは、幅60cm×奥行き40cmだとされています。これを基準に、使用人数に合わせて天板の大きさを決めると良いでしょう。
ただし、脚の位置には注意が必要です。脚が天板より内側にあると椅子を置ける範囲が狭まり窮屈だからです。

また、一般的に、人が移動するのに十分な動線の幅は55〜60cm、椅子を出し入れするには75〜80cmのスペースが必要です。その分の余裕を持ってテーブルを配置すると、生活がスムーズになるでしょう。

ダイニングチェアが先に決まっている場合は、天板の高さは椅子の座面の高さから27〜30cmほど高いものが適切です。
日本で作られているダイニングテーブルは、日本人の体格に合わせて、高さ70cm前後のものが一般的です。そのため、椅子も座面の高さが約40cmで作られています。

一方で海外のテーブルには、天板の高さが75cmほどのものが多く、椅子の高さもその分高く設定されています。足が床につかない高さの椅子は姿勢の悪化につながるため、海外ブランドの製品を選ぶ際は慎重に検討する必要があります。

ダイニングテーブルは様々な形のものがあります。ここでは、主な形状の特徴をそれぞれ紹介します。

【長方形】
ダイニングテーブルとしては最もスタンダードな形です。部屋の真ん中に置いても、一辺を壁に付けても配置できるため、柔軟にレイアウトできるのがメリットです。

【正方形】
長方形よりもコンパクトなものが多く、少人数向けなのが特徴です。椅子を奥までしまえない場合が多いため、動線をしっかり確保できるか要チェックです。

【楕円形、円形】
テーブルを囲む人全員が、顔を見て会話しやすいことが特徴です。椅子を加えることで、人数の増減に柔軟に対応できるというメリットがあります。壁につけて配置できず、部屋の中央に置く必要があります。この他にも、長方形から角を取ったような形や、一辺を壁に付けて使用できる半円形など、変わった形のものもたくさんあります。

脚の本数によっても使い勝手が異なります。
【4本脚】
天板の端の四点で支えるため、安定感があります。椅子を大きく引かないと出入りがしづらかったり、椅子の配置が限定されてしまうことがデメリットです。

【2本脚】
椅子を引かなくても簡単に出入りすることができ、ダイニングベンチとも相性が良いです。ただし、短辺に座るのには脚が邪魔になってしまうため不向きです。

【1本脚】
椅子を自由に配置することができ、すっきりとしたデザインになるのがメリットです。天板の中央を一点で支えるため、安定感は劣ります。

ダイニングテーブルの品質や強度を大きく左右するのが材質です。
材質は、木製とガラス製に大きく分けられます。木材にはさらに、天然木の一枚板である無垢材、天然木を接着して板状にした集成材、木目のシートを貼り付けた突板の3種類があります。

【無垢材】
木材の持つ深みと温もりが最大限に感じられ、丈夫で長く使うことができます。経年とともに反りや割れが出てきますが、自然の風合いとして楽しむこともできます。

【集成材】
木の質感を楽しめるうえに、無垢材よりも反りが出にくく、強度が高いのがメリットです。

【突板】
安価で軽く、反りがないことが特徴です。表面に傷がつきやすく、木の風合いも大分劣ります。

ガラステーブルは、部屋に開放感を与えることができる洗練されたデザインが魅力です。食器が当たって音が鳴ることや、何らかの衝撃で割れてしまう危険性があるため、子供がいる家庭には不向きです。

来客が多い家庭や、今後家族が増える可能性がある場合は、天板伸縮機能がついたものを選ぶと便利です。
収納付きのテーブルは、食器や調味料などを収納しておくとすぐに取り出すことができます。
また、ダイニングチェアとセットになったものを選ぶと、デザインの統一感が出るのはもちろん、テーブルと椅子の高さを考慮する必要がないためおすすめです。

ここからは、ダイニングテーブルを活かしたおしゃれな部屋作りのコツを紹介します！

リビングと一続きになっていることも多いダイニングルームは、部屋全体のテイストに合わせた家具選びをすることも大切です。

【北欧・ナチュラルテイスト】
温かい雰囲気が出る木製のダイニングテーブルを合わせましょう。ナチュラルカラーやホワイトなど、明るめの色のものを選ぶと部屋によく合います。

【エレガントテイスト】
全体的に丸みを帯びたデザインの家具を選ぶと高級感を出すことができます。天板がガラス製のテーブルも、生活感を感じさせないためおすすめです。

【ヴィンテージ・インダストリアルテイスト】
天板にダメージ加工がされているものや、脚がアイアン製になっているものがよく馴染みます。

殺風景になりがちなダイニングには、ラグで色やデザインのアクセントを加えましょう。
また、椅子の出し入れによって床が傷つくのを防止したり、床に食べ物の汚れがつくのを防止したりすることもできます。毛足が短く、手入れの簡単なものを選ぶと良いでしょう。
ただし、1本脚のテーブルは、マットやラグなど柔らかいところに置くことで不安定になってしまうことがあるため、注意が必要です。

ダイニングチェアをあえて他の家具と正反対の色にして差し色として楽しんだり、おしゃれなクッションを置いたりするとダイニングルームが華やかになります。
家族それぞれで違うデザインや色の椅子を選ぶのもおしゃれです。同じ種類の製品を色違いで揃えるのが無難ですが、家族によって大きく体格が異なる家庭は、それぞれの体格に合った高さの椅子を探すのも良いでしょう。

ダイニングテーブルは買い換えることが少ない家具の一つであるため、数年後の生活をイメージすることが大切です。
特に新婚の方や小さい子供がいる家庭は、大きめのものを購入するか、天板が伸長可能な製品を購入すると、家族の人数が増えた時にも対応できます。

また、ダイニングベンチにしておくと、子供が小さい間は椅子を買い足す必要がないためおすすめです。

おすすめのダイニングテーブルをいくつかピックアップしました。
特に便利なダイニングセットを中心に紹介しています。

今回は、ダイニングテーブルの選び方と部屋作りのコツについて紹介しました。
これから購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください♪
細かいポイントにも注意して、素敵なダイニングテーブルを選んでくださいね！