おしゃれなこたつ9選！人数・部屋のスタイルに合った選び方

こたつは使用する時期や場所が限られているイメージがあるため、なかなか購入しづらい家具かもしれません。しかし、うまく選べば部屋をおしゃれにしてくれる家具でもあります。

そこで、どのような観点でこたつを選べば良いのかご紹介していきます♪

一般的に使用されているこたつは、リビングに置き床に直座りして温まるタイプのもの。

中には脚の長さを調整できるものや、脚を折りたためるものもあります。脚の長さを調整できるものはローソファの高さに合わせやすく、脚を折りたためるものはこたつを使わない時期は押入れなどに収納しておくことができます。

ハイタイプのこたつは、ダイニングテーブルと兼用できるものが多いです。

夏季は布団の部分を外してダイニングテーブルとして使用でき、冬は椅子に座りながら足元まで温まることができる優れものです。ダイニングチェアやこたつ布団がセットになっている商品を選ぶと、それぞれ個別でサイズを確認する手間が省けます。

こたつの形を決める天板は、角形と円形に分けられます。

角形のこたつは幅が80～180cmのものが主流です。

通路の導線は最低でも幅60cmは確保しておかないと移動しづらいため、6畳の部屋に置く場合は90×60cmもしくは105×75cmほどの長方形の天板がベストサイズです。

円形は北欧テイストやナチュラルテイストの部屋にマッチしやすく、天板の直径が75～120cmまでとサイズの幅が広いのが特徴。

1人暮らし用のこたつは天板の直径が80cmほどで十分ですが、4人以上で使用する場合は天板の直径が120cmほどのこたつを選ぶと丁度いいでしょう。

こたつに使用されるヒーターは、主に次の3種類があります。

・石英管
即効性には欠けますが、遠赤外線効果で身体の芯まで温められるヒーターです。
価格を抑えて購入したい場合は石英管を使用したこたつを選ぶと良いでしょう。

・ハロゲンヒーター
石英管よりも長期間の使用に向いていおり、素早く温まるヒーター。
価格は中間帯で、寿命は8000時間ほどです。

・フラットヒーター
十分温まるまでに時間がかかりますが、省エネ設計のものが主流なため電気代を抑えることができます。
また、他のヒーターに比べてスリムな設計なため、「こたつに足を入れたときにヒーターに足が当たってしまう」ということがないです。

もちろんシンプルにオンオフ機能だけのこたつを選ぶのも良いですが、最近では温度調整がしやすいこたつや、省エネ機能がついているこたつもあります。

・リモコン機能
手元のリモコンで温度調節ができます。
ヒーター部分に温度調節ボタンがあるタイプもありますが、こたつの利用頻度が高い場合は手元で簡単に温度調節ができるリモコン機能を重視してみてはいかがでしょう。

・省エネ機能
省エネ機能が搭載されていると、消費電力を抑えて利用することができます。
電気代の節約ができるほか、こたつに入っている人数によって調節ができるので、いつでも快適に使うことができますよ。

・ファン付きヒーター
ヒーターにファンが付属しているため、こたつ全体がムラなく温まります。
電源を付けてからの立ち上がりも早いため、帰宅してすぐに温まりたい方におすすめです。

・タイマー機能
「一晩中つけっぱなしだった」「こたつで寝てしまい朝まで電源を切り忘れた」というトラブルを防げる機能。一定時間が経つと自動で電源が切れるように設定ができます。

こたつの天板の形・材質・色を部屋のスタイルに合わせることも重要です。部屋のテイストごとに、相性が良いものを確認していきましょう。

・北欧
天然木を使用した木目調のものがおすすめ。
天板の形は長方形で角が丸くなっているものや楕円型を選ぶと優しい部屋の雰囲気に合います。また、脚のデザインは、部屋をすっきりと見せるスリムなものが良いでしょう。

・ヴィンテージ
天板は古木風でダークブラウンのこたつが相性抜群です。
この天板と、アイアン素材もしくはスチール素材の脚の組み合わせだと、メリハリが付いたスタイリッシュさを演出できます。

・ブルックリン
ブルックリンスタイルの部屋は、木製の家具で統一されて部屋全体がブラウン系の色味でしょう。そこで、天板は部屋の色に合わせたブラウン系の角形もしくは長方形のもの、こたつ布団は部屋のアクセントとなる色のものをおすすめします。

・モダン
スタイリッシュなモダンテイストの部屋には、鏡面仕上げ天板のこたつがおすすめです。天板の色は部屋のテーマカラーに合わせると、「こたつだけが浮いてしまう」ということを避けられるでしょう。

・カジュアル
カジュアルテイストの部屋には、長方形・正方形・円形どの天板のこたつでも馴染みやすいでしょう。天板の材質や色は、他の家具と合わせると部屋に統一感が生まれてすっきりした印象になります。

・和風
天板は角形でも円形でも相性が良いですが、畳数に合わせたサイズを選ぶと良いでしょう。畳の部屋は木製の天板と相性が良く、色は部屋の雰囲気に合うように濃いブラウン～薄いブラウンがおすすめです。

ここからは一人暮らしや家族での利用など、こたつを置く環境ごとにおすすめの特徴を紹介していきます。

大人の平均肩幅は約40cmと言われており、ゆったりと使用したいのであればこたつの横幅は70cm以上あると良いでしょう。

1人での使用が前提であれば75×75cmの正方形か、90×60cmの長方形サイズで十分ですが、来客を考えると縦横70cm以上が無難なサイズです。

一人暮らし部屋の場合、部屋にダイニングテーブルとこたつを置くと窮屈に感じてしまいます。そのため、年中使えるタイプのこたつだけを置くことをおすすめします。

1人でこたつを使う場合に最低限必要なスペースは、横幅60cm×奥行40cmほどです。

このスペースを基準に2人、3人と使用する人数に合わせて計算していくと、自分の生活に合ったこたつを購入することができます。ちなみに、こたつをゆったり使用したい場合は、隣の人までの距離が20cmあると良いでしょう。

小さな子供がいる家庭には、円形のこたつがおすすめです。こたつの角での怪我を防ぐことができる上に、一度に座れる人数が多くなります。

また、ペットがいる家庭には、火傷をしにくいフラットヒータータイプのこたつがおすすめです。

こたつを選ぶ時にポイントを抑えたところで、ここからは、おしゃれさと機能性を兼ね備えたこたつを紹介していきます。

ぜひこたつを選ぶ時の参考にしてみてください。

性能やデザイン、サイズなど、こたつと一言で言ってもさまざまな種類があります。

選ぶときにどの要素を重視するのか考えて、自分の生活に合ったこたつを選んでみてくださいね。